指導者やコーチが厳しくできない時代だからこそ大切にしたいこと

こんにちは。子育てをがんばるママのみなさん、毎日お疲れさまです。

最近、ニュースやSNSなどでも、「先生やコーチが子どもたちを厳しく指導しにくい時代になった」という話題を耳にします。体罰やしごきのような指導が昔よりも強く批判されるようになったことなどが、その背景にあります。

でも、だからこそ大事になるのが、子ども自身が“自分を律する力”です。昔のように「先生に怒られるから頑張る」というよりは、「自分でコントロールしてがんばり続ける」力が必要なのです。

逆に言えば、この力が育たないままだと、ついついラクなほうに流れてしまい、ズルズルと怠けたり、遊びに夢中になったりしてしまいます。

やさしそうに見えて残酷な時代

コーチや指導者が厳しくできない時代は、一見優しくて穏やかな社会に見えるかもしれません。

しかし、その裏では、日々の選択や行動に対する「自己責任」を強く求められる時代でもあります。

今までであれば頑張れない子も厳しく指導されることである程度できるようになるというケースもあったと思います。しかし厳しくされない時代は叱られることで他の人に引き上げてもらうことも期待しにくいです。

「コーチが厳しく指導できない今の時代は、一見やさしそうに思えますが、そのぶん自己責任をより強く問われる、ある意味で“残酷な時代”とも言えます。」

自分を律するって、どういうこと?

そもそも自分を律するとはなんでしょう?

・やらなくちゃいけないことを、ちゃんとやる

・決めた目標を投げ出さない

・遊びたい気持ちやスマホなどの誘惑をコントロールする

…といった、自分をコントロールする力のことです。

厳しく叱られなくても、子ども自身が「今日やるべきことは何?」「今の自分は本当に集中してる?」と自分を振り返り、がんばりを続けられるようになると、将来大人になったときも自分の道をしっかり歩めるようになります。

目標を決める・計画を作る・振り返る”をサポートするアカデミー

アカデミーでは自分で目標を決める、計画を作る、振り返るというサイクルを子どもに身につけてもらうため仕掛けを作っています。それがマンダラチャートや計画表です。

具体的な流れ

①目標を一緒に立てて、どんなプランで進めればよいかを考える

②日々の取り組みを一緒に振り返り、達成度や課題を見つける

③新たな目標や計画を修正しながら継続して成長をサポートする

このサイクルを自然に身につけることで、子ども自身が「どう行動すれば目標に近づくのか」をしっかり考えられるようになり、“自分を律する力”をぐんと伸ばしやすくなるのです。

おわりに

「子どもたちを厳しく叱ることができない時代」と言われる今だからこそ、子ども自身が「自分の行動は自分で決めて、ちゃんと責任を持つ」姿勢を身につけることが大事です。

厳しい指導が減っている今の状況を、“子どもが自分で成長する力を伸ばすチャンス”と捉えてみませんか?

ほんの小さなステップでも、自分を律する経験を積み重ねることで、子どもはきっと大きく成長します。私たち大人も、「怒らなくちゃ」「厳しくしなきゃ」と焦りすぎず、子どもの自律心を上手に引き出すためのサポートを考えてみたいですね。

もし「うちの子にはどんなふうにサポートしてあげたらいいんだろう…」と悩まれている方がいたら、目標づくりから振り返りまでを専門的に教えてくれるアカデミーや習い事教室なども検討してみるといいかもしれません。

子どもが、自分の目標や夢に向かってしっかりと一歩ずつ進んでいけるよう、家庭でも、習い事でも、みんなでサポートしていきましょう!

1 COMMENT

アドバイスです。参考下さい。

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「子どもたちを厳しく叱ることができない時代」と言われる今だからこそ、子ども自身が「自分の行動は自分で決めて、ちゃんと責任を持つ」姿勢を身につけることが大事です。
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けっして貴殿のことを否定するわけでは無いのですが、”そういう時代である”という前提が正しいとみなす説明が薄いように見えます。
もちろんある程度はポジショントークなんだろうけどそれってあなたの感想ですよね?ともいえるのではないでしょうか。
より正確に言語化していました。

そういう時代=
旧態依然とした「過度なフィジカル(殴る蹴る)」「指導とは関係性がない人格否定」みたいな負の側面を引き継いだ何ら生産性のない無意味な指導がSNS等で指導者の行き過ぎた行為が可視化され生徒の心理的安全が高まりつつも、科学的に理論づけられた芯のある本質的な指導ですらも、指導者による表現方法や些細な言葉狩り・揚げ足取りが行われやすい環境でもあるため生徒と指導者との間に不要な距離が発生し効果的な指導が行えない状況

という説明でしょうか。
もしくはそういう状況になりつつあると言いたいのでしょうか?
子どもに自律を求めるのは一つの解だとは思いますが、あくまで局所最適解だと思います。どちらかというと自律という概念はあくまでも要素の1つだと思います。
子どもへの教育について言い方や進め方を厳しくする・しないみたいな表面的な議論を意識するのではなく、まず親への教育を第一に進めるべきだと思います。
なぜなら子どもは親の考え方に大きく影響を受けます。
いくら塾レベルで子どもへの自律サポートのテクニカルな部分を教えたところでそもそも親の思想や感性が標準から大きくずれているなら子どもへ悪影響を及ぼすからです。
教育は親子が同じ目線に立つ二人三脚マラソンであるとも言われているので。
子どもにだけあれしろこれしろという格好ではスケールしないのです。
本当に教育事業をしたいと考えているのであれば、まず親が正しい判断能力を養えるように親を正しくグリップするような戦略も考えてみて下さい。
その後に、子どもへ自律を促すパッケージを展開する流れが最適解であると考えています。
まずはどのような親なのかを把握して、親への教育も視野に入れてみましょう。

以上です。
外野からの意見で恐れ入りますがぜひ参考にしてください。
きっと貴殿の事業へ役に立つアドバイスになると思っています。

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